2009年9月13日日曜日

働く意味

このまま一人で
生き続けるとして
何のために
私は仕事してるんだろう。

自己実現、なんて甘い時代は遠い昔。
守るべき家族がいる訳でもなし
こんなに給料いらないから
もっとゆっくり生きてたい。

なんて、考えるのは甘いんだろうな。


2009年8月23日日曜日

本購入

久々に本屋さんで、油を売る。
雑誌のなかでも女性誌にはほぼ興味がなく
買うのはブルータスやペンなど
比較的デザイン記事が多い男性誌。

今日お買い上げは以下。
・日経おとなのOFF「美仏巡礼」
みうらじゅん寄稿の「仏像の見方指南」に半笑い。
しれっと日経なんかに、みうらじゅんが浸食している状況がおもしろい。
仏像巡り&旅のセットは、リタイア後の人たちだけの特権じゃない。
9月のお休みにでも行ってみたいプランがちらほら。

・BRUTUS「浮世絵に聞け!」
去年の今頃も「江戸デザイン」特集をやってたような。
周囲の同世代の中でも、ちょっと斜に構えたような子達は
「日本、いいよね」的な志向になってますよね。
ガイジン的に自分の知らない「日本」を観察しているのか
DNAが求めているのか。
最近木版画、やってみたいんですよね。

・寄藤文平「元素生活」
この人の、あっけらかんとした、握力のない線が好きです。
元素をそれぞれ性質に分けて、キャラクター化したもの。
あまりの脱力っぷりに、いやなことをすべて忘れて、でも元素の色々も勉強できて
一石二鳥。

来週は、結構ハードなのに
思いっきり体調が悪い。。。
乗り切れるか。


2009年8月19日水曜日

きれいな恋の見送り方

そんなものはないのだけれど。

多分、一生で一度の「よくやった!」と自分を褒めたたえたい
恋の見送り方をしました。

こんな感じで恋心を断たれ、
転職し、早一年経とうとしている。
そんな彼からこんな感じで久々に連絡があり
ほくほくしてたところ、
「大事な事をいい忘れてました」と再び連絡があり
入籍&ヨーロッパ転勤を告げられる。

まあ、そりゃそうだわな。
ちょっと会えませんか、という話だったので
嫁と彼と会って、大いに祝う。
二人の結婚式にも招待されて
結婚式の色々の取り決めで盛り上がっている二人の話を
いいねえいいねえとうなずきながら聞く。

よっぽどの業が
前世にあったのだろう、というぐらいの
因果な出来事で、複雑な気分である事は確かなのだけど
二人が幸せになってくれるのは、うれしいことだし
昔から彼に対しては「男」を感じてなかったのも事実だし
仲のいい女友達が結婚して寂しい、という気分に似てる。

彼の彼女にたいする想いを聞いていると
かなわないのは確かだし、今更どうこうもできないのは明確なので
(入籍されてますし)
私らしいお祝いを心の底からしてやろう、というのが
今の正直な気持ち。

第一弾として、前の会社のみんなと会った今日、
転勤がんばれよ、の気持ちとして
前から欲しがっていた画集と
二人してかわいいねえ、と大いに盛り上がっていた女優の写真集をあげる。
めちゃめちゃうれしがっている彼の横顔をみながら
「よっしゃ」と心の中でガッツポーズ。

彼の事を知ってるからこそできたプレゼントだし
喜ぶことも想定の上。
いい仕事したよ。わたし。

みんなの前でなかなか結婚の事を言い出さないし
前の会社の人たちの中では私たちがつきあっていると思っている人もいたので
誤解される前に早くゆえ、という気を送ってると
ようやく「結婚する」と口を割り
みんなの視線がこちらに注がれる中
全速力で否定し、ばかばかしい。

男女の友情は成り立たないといいますが
私は今日、ここに成立した事を宣言します。

来月の結婚式、全力で楽しんでやるから
こころして待っておけ。


2009年8月10日月曜日

いい休日

夏休み突入。

朝8時に起きて、なんだかんだ片付け。
ラタトゥイユが食べたい、とずっと思っていたので
雨の降りしきる中、買い出し。

世間はまだ夏休みに突入していない会社もあるので
平日のけだるい雰囲気が漂うスーパーで
奥様風に野菜を物色。

帰ってきてちゃっちゃと料理して
ワインと一緒に食す。
ほんとは美味しいバケットなんかと一緒に食べたかったんだけど
夏休み中に若干体重を落としたいこともあり
炭水化物断ち。

読みたかった本をたらたら読み
雨の音を聞きながら、うつらうつら。
夕方からは一汗流しにジムへ。

ああ、なんて人間らしい時間。
休み明けから、復帰できない予感がする。。


2009年8月5日水曜日

理由判明

どろどろ残業中、着信。
彼女経由で会いたがっていると聞いていた彼より。

あっけらかんと「ぼくです」
私が最後に手がけた製品が、先月リリースされ
自分の責任も果たしたな、と思ったので
チームのメンバーと一緒に会えませんか。とのこと。

律儀だな。

話も大いに盛り上がり、10ヶ月も会ってないとは思えない。
いつも思うのだけど、強いつながりがあればあるほど
ブランクを感じさせないものなんですよね。

再来週会う約束をして、大爆笑の中電話を切る。

人として好きだ。
本当に、存在してくれてありがとう。と心から思う。




2009年8月3日月曜日

部下ができる

6月から、部署に本配属された新人さんたち。
当初は私に部下がつく予定はなかったけれど
指導者役の後輩のキャパ超えが発覚し(最初からわかってるのに、部長の想像力不足)
量産一辺倒&一匹狼の私に、期間限定で世話を見てほしい。と。

部下がいる、という経験はしたことがないんだけど
自分の中で、きっちり整理されてないと
指示もなにもあったもんじゃないので、考える事が多くなった。

自分自身、色々なひとに
かわいがって育ててもらったので
今こそ恩返しなんだなあ、と思う。

したいことは「やりたい」と意思表示してほしい。
援護射撃は惜しまないので
自分で問題点を発見して解決できる人間に育ってほしい。

翻って、自分自身に。
自分の仕事はしっかりしよう。
態度で示せる人間になろう。

黙々と仕事をしてると、他部署の人間が半笑いで
「お母さん、って呼ばれてるの知ってる?」だとさ。
「現実に子供生んでからそういうことゆってください」と言い返したものの
そう思われても不思議じゃない年齢&ポジションになってきたんだなあ、と実感。

こうやって大人になるんだな。






2009年7月30日木曜日

そうきたか

好きだった人の
彼女と、ご飯。

もう私は達観してるのだけど
たまに(というかしょっちゅう)彼に会いたいな、話したいなと
残業で疲れきった頭の中で
考えてしまう癖がついてしまい、いかんなあ、という自覚もありつつ
どうしても話したいこともあって
連絡を取りたかったのだけど
彼女の事もあるので
心の奥底で、ぐっと我慢してた。

彼女が別れ際「飲みにいきましょ。っていってた」と。
つい「いっぱい話したいことがあって。ちょうどよかった」と答えてしまう。

でも、まあ、色気のない関係なんだ。
私の状態を整えてくれる数少ない人なので
会いたかっただけなんだ。と、言い訳しつつ。

彼女は、どんな気持ちでいってくれたのかな。
大丈夫、私は人のものには興味がない。

彼女つてで、会いたいって言ってくる人なんかに
興味はない。


2009年7月20日月曜日

つらい!

最近疲れすぎてるせいなのか
炊事が後回しになりがちで、もうろうとした意識の中
食器、割りまくり。

お気に入りのマグカップを連続で2つも割り
切なさのあまり
アラビアの食器を2万円近く衝動買い。

…いかん。。いかんです。

しっかりしなきゃ。


2009年7月11日土曜日

バーゲン初参戦
















ようやくそんな気分になったので
今日は買い物にいってきました。

あなたは百足ですか?というぐらい靴が好きで
実際靴作りの勉強にもいったぐらい。

最近全く買えてなくて
多分最近のトレンドが自分好みじゃなかった、というのが原因だけど
本日一気に二足買い。

今まで知らなかったんだけど
RABOKIGOSHI WORKSというブランドで
SAYAと同じ会社が出してるみたい。

SAYAも好きなブランドだったけど
ちょっと野暮ったいというか、ヒールが高い靴が少なかったので
あまり購入した事がなかった。
でも、このラインは大好き。お値段も値ごろだし
久々のヒットです。

店員のお姉さんも「靴好き!」って感じで
よかった。

2009年6月30日火曜日

すきな街

大阪の街が好きです。

転職が決まったときも
たった電車で一時間の距離とはいえ、引っ越す事には躊躇したし
でも職場と自宅が遠い生活はいやだったし
結果的には引っ越したのだけど
やはり上町台地の上は、目をつぶって歩いていても
大丈夫、という安心感からか、ほっこり落ち着く毎日でした。

多分日本で一番地域発信のブランドが確立している京都には
憧れる人は多いのだろうけど
私はそんなに好きじゃない。

学生時代に6年、引っ越して1年弱になるけれど
ふらふらと意味もなく歩くこともないし
心を許せていない気がする。

東京出張帰りの新幹線、京都でおりることにも
若干の違和感。なんでアウェーで降りねばならんのだ、と
未だ納得できず。

嫌いじゃないけど、落ち着かない。

大阪・中の島の
橙色の光がきらめく
ちょっと潮臭い風に目を細めながら
自転車で、たてたてよこよこ適当に(大阪市内も碁盤の目になってるので)
ふらふらと走った日々が懐かしい。

今の会社で勤めてる限り
大阪生活はできないのかも知れないけれど
再び上町台地の住人になるぞ、と妄想しつつ。

どんな人にも、そういった街はあるんだろうな。



2009年6月21日日曜日

うんべさん&おりーぶさん&あいびー
















ずっと気になってた、ウンベラータを
大きな鉢に植え替える。

葉っぱが黄色くなって落ちがちだったのだけど
これで改善されるかしら。

おりーぶさんにはさっそく、幼虫どのが
くっついており、鬼の形相で取り払う。
月金はノーチェックだものな…反省。

中央のアイビーは、ほとんど枯れかかってたものから
根っこだけを取り出し、ここまで再生。
新芽もたくさんあって、復活の兆し。

こうやって、土をいじくりつつ
今日は暑いなーなんて、空を見上げつつ
毎日が過ごせたらいいのに。
厭世的。

明日からまた一週間はじまるな。



2009年6月14日日曜日

「ハゲタカ」鑑賞

今日は建仁寺に座禅に行く予定だったけど
起きたのが7時30分(8時開始)…ということで、あっさりあきらめる。

眠気の方が勝ってしまった…煩悩まみれですね。

早く起きてしまったので
掃除&先日植え替えたオリーブの世話。
仕事も色々持ち帰ってたけど
天気もいいし、やる気なし!

そういえば、「ハゲタカ」の上映が始まったよね…と
TOHOのページをチェックすると
12時30分の回がある!ということで早速ネット予約。
今日はTOHOの日、ということで1000円で鑑賞。

感想は…
ただただ鷲津ファンなので(南朋さんが好き)
話の詳細は正直どうでもよかったのだけど
情報収集力と決断力&資金調達力で
一つの会社の将来を左右する、こんな仕事はわたしはできない、と思う。

デザインの仕事も、ある意味会社の将来を左右するし
(事実アカマ自動車の新車発表が印象的に取り扱われてたり)
まったく影響しない事はないんだけど
こんなにダイレクトじゃない。

鷲津が南国で隠居生活をしているところから
日本に帰ってきて、どんどんスイッチが入っていく様子に
やられてしまいますた。
普段の大森南朋は、笑顔がいいんだけど
冷酷な鷲津の役では、クールさが際立つ。

ああ、かっこよかった。
明日からがんばろう。



2009年6月13日土曜日

オーディオ拡張

転職して半年、待望の「ぼ」が出る。
前回査定されていない、ということをさっぴいても
「え、こんなにいただけるんですか」と正直ありがたく。

引っ越しで貧しくなってた口座が
ようやく元に戻った感じ。
またぼちぼち貯めていきますよ。

と、まあ、潤った事なので
なにか買おかしら、と思いめぐらすも
物欲はまるでなし。

そういえば
アンプのLINE入力が余ってますよね
AirMACにピンジャックついてましたよね
ということで、LINEケーブルのみ購入。
(光ケーブルと迷ったけど高かったので辞めた)

iTunesのラジオを聞き流すのに
ええかも、と軽い思いでかったけれど
これが思った以上に、いい。

パソコンから流れる音が、2.1chから聴こえるのは
かなり得した気分。

線一本でこんなに優雅になれるんなら
早くからやっておけばよかったよ。

ぼ、の1000分の1の買い物だったけど
もうこれで十分。



2009年6月1日月曜日

みどり

前の家からもってきた草花たちは
強いものを残して、ほぼ死滅。

現在の仲間は
クワズイモ(栄養失調のひょろひょろさん)
アイビー三種(それぞれ好き勝手にのびてる)
ポトス(ガラスの器の中でやりたい放題)

新しい仲間が欲しい…と、近所のホームセンターなんかをうろついてみるも
なかなか、恋に落ちず。

蔓系は揃っているし、あまりの自由奔放っぷりに…な部分もあったので
上にすっくと伸びていく木的なものを欲していたところ
ウンベラータ
オリーブ が気になってきた。

観葉植物のトレンドも、以前のイモ系から
木系に移ってきてるようで
ウンベラータなどは、インテリア雑誌なんかにも頻出している。

ネットでいい感じのものをみつけたので
ぽちっと購入。

お部屋に癒しを。楽しみ。


2009年5月24日日曜日

やさしい言葉

京都に引っ越して以来、学生時代に接点があった人たちと
ぼちぼち人間関係が復活していて
以前大好きだった人(既婚)との再会も果たし、
まあ、なにも始まる事はないけれど(人のものには興味なし)
お兄ちゃん的存在として甘えられる事は
うれしい。

貸してたものを受け取りに、会社帰りに待ち合わせ。
お互い大忙しなので、一言二言交わすだけだったけど
「忙しいんか?」
「…もう大変。なかなか自分のペースが掴めなくて。また聞いてくださいね」
「今日は遅いから…またな!」

またな!か。。やっぱ家庭持ちはつれないわよね。なんて
ちょっとがっかりしたけれど
お兄ちゃんとはいえ、あまり甘えられないな。とちょっと反省。

次の日、メールがくる。
「しんどそうやったな。心配してます。近いうちに絶対時間つくるから」

独り身三十路には、痛いほど、ぐっとくるんですけど。
お兄ちゃん的に甘える。と肝に銘じて、感謝の返信。

でも私は恵まれている。
仕事をしてきた人たちと今でもいいおつきあいができて
今も仕事は大変だけど
いろんな人に助けられている。


2009年5月11日月曜日

1+1+1から1を引く

まるで8ヶ月前の自分をみているような。

橋本治「恋愛論」にて。
彼と自分(この場合は男)と彼女の三角関係。
彼と彼女の関係をはずっと以前から続いていて
彼の自分に対する好意も気づいている。
でも前者の方が強固であり、彼もそれを望んでいるんだろうけど
何だか中途半端に思わせぶりな態度。

でもそれは、単に私が「思いたがっているだけ」であり
現実の世界に目をむけると
「煮え切らない彼」しか残らない。
それは「私を選んでいない」という意味と同等。
私もその事実にあらがおうとせず
彼と彼女が幸せになるのなら、私は消えようと心に誓った。
(現に会社を辞めたしな:それだけじゃないけど)

「彼と彼女を幸福にするために自分が存在していたんだなあ」と気づき
彼と彼女が幸せになった今、自分の存在価値もなくなってしまった夜。

1+1+1から1を引く。ただそれだけのこと。

自分が存在する事に何の必要性もない。
自分に関する事で存在が必要とされているのは、仕事だけ。

その虚無感はたいそうなものだった。
橋本さんは死をも予感したそうだけど
私はそこまでナルシストじゃなかった。

淡々と時間を過ごし
淡々と彼との仕事をこなした。

よく乗り切ったな、と今は思う。

たまに気まぐれのようにくる彼からのメールは
何を意味してるのか。

そこに意味を求めるのも
ばかばかしいことかもしれない。
未だに「煮え切らない」んだろう。

今日も淡々と仕事をこなすのみ。
仕事からは、必要とされている。
そう思わないと、やってられない。

私は誰かを心から求めていないから
誰からも求められないのだろうかしら。

ほんとは、求めてるんだけどな。
そんな他力本願な人間に、誰も魅力を感じないだろう。

明日からも、淡々と仕事するのみ。


2009年5月5日火曜日

上高地&松本紀行

行ってきました。

やまとそばに癒された
3日間でした。

上高地の山のすばらしさは
筆舌に尽くしがたく。
いつも京都盆地でうろうろしてる身には
眩しすぎました。
こういう風景を毎日見てると
性格も変わってきそう。
生まれたての空気と水を
存分に堪能してきました。












松本は思ってたとおりの鄙びた感。
一度歩くとだいたいの雰囲気がつかめて、地図なしで歩ける規模。
旅に行くと道を聞かれるぐらい現地人に馴染む、という裏醍醐味も。

松本ホテル花月に宿泊。
周辺の雰囲気も「昭和」な感じで
映画館が多く残っているのが素晴らしかった。
街の雰囲気と食い気を堪能しました。













松本グルメレポート

●ホテル近くのパン屋さん「小松パン
小学校のころに食べてたようなパン。つい、たくさんご購入。
地方はまだ「固重パン」文化はないんだろうな。ふわふわの甘い食感。

●招きゴールデンレトリーバーに惹かれて入ったそば屋さん「蕎麦倶楽部佐々木
お酒のあて最強。(さんまの唐揚げサルサソース!美味しかった)
日本酒も最強。(九郎左衛門の生酒にうっとり。山形のお酒でした)
蕎麦も最強。(麺つゆが美味しかった)
ご主人&奥様&お店の雰囲気も落ち着いた素敵なところで
真空管アンプでジャズが流れてたのが印象的でした。
ランチにも行ってみたかったな。

●細めんが優しい「野麦
開店直後に行ったにもかかわらず、15分程度待つ。
おなかがすいてたので、大盛りに挑戦しようかな…と頭をよぎるも
並で正解。量が多かったです。
細めんが優しく、のどごし最高でした。

●イチジクの甘露煮
上高地のホテルでの食事に出てきました。
イチジクに目がない私は、早速お土産で購入。
郷土料理、なのかな?
最近こういうやさしい味に琴線が触れる。

●長野地酒「真澄」生酒
佐々木で生酒があまりに美美味しかったので
目についた酒屋さんでおすすめを聞いて購入。
甘めすっきり。で、一気に飲んでしまった…

ほとんど食い気のみ。の旅行でしたが
大満喫でした。

また、やまとそば旅行に行きたいな。

2009年4月27日月曜日

報われた

いつも仕事の話ばかりで、ちょっと枯れ気味ですが
全く容赦ない、あれやこれやを
ちぎっては投げちぎっては投げ
なんとかこなす日が続いています。

金曜日に調色に行ってきたモックサンプルを
本日納品してもらい
(モデル屋さんに感謝)
関係者各位に見せると好評価。
これやったらいけそうやなーなんて
みんなにこにこしてくれる。
量産に向けて、色々問題はありますが、なんとか乗り切る、と決意。

揉めに揉めてたパッケージデザインを
なんとか収束させ
データ入稿。
設計変更お願いしたブリスターパックが
いい感じにできあがり
一人ご満悦。
にやにや眺めてると
「スーパーマンですね」と部下より。
「へ?」
「こんなに忙しいのに、全部クオリティアップしてるのがすごいですよね」

その一言で報われたよ。
明日一日も、怒濤ですが
いいもの創れるように
がんばります。

2009年4月25日土曜日

終わった!

志をもって、粛々と事を運べば、なんとか光明は見えるものです。

今週乗り切った。。。
積み残した問題はいっぱいあるけれど
デザインだけの問題じゃない、という認識をしてもらったことは
大きな収穫。
一人の人間に押し付ける問題じゃない。

今の会社での、自分の役割と言うか
立ち位置は、何となくわかってきたのだけれど
あまりクリエイティブとは言えない環境に
前の職場が懐かしく。

でも。
以前は完全なマスターベーションだったけど
今は、周囲と戦いながら、ものを創る環境。
転職後、初商品が7月に発売されるけれど
「やっぱり、いいものできたなあ」
「じゃんじゃん売ったるから」と
ほかの部署の人たちが、にこにこ言ってくれるのが
本当にうれしい。

連休前まで、あと2日。
がんばろう。

2009年4月19日日曜日

正念場

来週一週間は、まさに勝負所。

あまりのどたばたスケジュールっぷりに
先週末、破綻した模様。

量産のスケジュールって、こんなものじゃないですよね。
今の会社に移ってきて、勘が狂ってきた。

今まで培ってきたであろう
ブランドの意図とか、
今更考え直してる場合じゃないだろうに。
デザイン部が主幹になったからって
こっちに丸投げはないですよね。
自分の仕事の範囲をあえて絞りたくないので
まるで私の仕事のようになってますが、
ブランドの議論なんていうのは、もっと大きな部分の話。

修羅場のど真ん中に
真っ裸で飛び出していくような状況に
自分の身を守ることもままならず
多分傷だらけになる、一週間。

負けないぞ。

2009年4月16日木曜日

疲れすぎた日の日記

今の会社に転職して、早4ヶ月半。
もうそろそろ新人顔ができなくなってきたというか。
最初から無理か、という噂も。。

昔から一緒に仕事してきた錯覚に陥るときもあるけれど
前の会社での、7年半のキャリアは事実な訳で。

みんな元気にしてるかな。会いたいな。

毎週東京出張で、へとへと。
lenovo17インチ&電源入りのかばんの重さを
戯れにはかってみると、7.5kg。

そりゃ、倒れますわ。

リモワの鞄が欲しいな。と夢想中。

リモワの鞄じゃなくてもいいから、京都駅まで誰か迎えにきてくれませんか。
っていうほうが、切実な願いかも。
みんな誰かが待つ家に帰っていくんだろう。

前世の業が、かなりあるんだろうね。
何がうれしくて、7.5kg背たろうて
500キロ往復せなあかんのかな。

と、久しぶりにダークサイド。
後頭部が熱くてたまらない。

2009年4月14日火曜日

GW

山が呼んでる…

最近、癒しとスポーツの融合、ということで
登山が注目されつつあるんですってね。

そんな流行を意識した訳じゃないけれど
今年の連休は、上高地に行く予定。

山とそばと民芸と。
yomyom10のほしよりこさんエッセーに感化されたのが
大きい。

都会暮らし、はや三十数年…
地方都市のほっこりとまとまった感に憧れ。。

とにかく、疲れてるんすよね。
一人旅、満喫してきます。

2009年4月8日水曜日

疑問

以前、大失恋した相手より、メール。

他愛ない、どうってことない内容だけど
(要約すると、○○という映画がよかった、DVD貸すよ)
意図がわからない。

彼の彼女とは、
たまに会う仲だし
私はとにかく、人のものには興味がない。

でも。
人のものではなくなっていたら、話は別。

なんて返事をするか、
いろいろ考えあぐねる、自分がいやだ。

2009年4月6日月曜日

10年ぶりの再会

学生時代アルバイトしていた事務所の人たちと
10年ぶりの再会。

その中には、淡い恋心を抱いていた人もいて
単純な再会、とはいえない複雑な心。

10年ひと昔、なんていうけれど
会うまではどきどきしてたけれど
いざ会ってみると
「先週もこうやって会ってたみたいやな」と
お互い笑い合う、不思議な関係。

濃密な関係を築いていればいるほど
時間の空白は気にならないものなんだろうか。

好きだった人との再会は
若干すっぱい気分になりますね。
なんで好きやったんやろー。とか。
全然変わってないなー、って
ちょっときゅんとしてみたり。

相手はすでに人のものなので
ここから何かが変わることはあり得ませんが
心を通い合わせることができた
数少ない人たちとの、再会は
やっぱり、うれしいものです。

現在進行形の何かを見つけなければ。ね。
そろそろ。

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2009年4月4日土曜日

京都食べ歩き〜kezako

以前勤めてた会社の人たちと
前回大失恋した人の彼女と(涙:だっていい子なんだもの)結成している「美食会」。

今回は私がホストとなって
京都はkezakoで舌鼓を打つ。

桜満開の京都の陽気も手伝って
本当に堪能しました。
皆さんが絶賛されてるフォアグラはやはり、最強に美味しくて
少し甘みのあるフルーティーな白ワインとともに
みんなと「美味しいねえ」を連発。

気の合う人たちと、美味しいものを食べるのは
一番幸せですね。
一緒に働く人がめっちゃいい人たちばっかり運が桁外れて
いいので、本当にありがたい。
大学時代にアルバイトしていたデザイン事務所の人たちや
初めて働いた会社の人たち、前の会社の人たち、
今の会社の人たちも、縁があって一緒に仕事してるんだなあ、と思う。
感謝。

そんなことを思いつつ
花見小路をそぞろ歩きつつ、帰宅。

次回は銀閣寺の「なかひがし」へ。
楽しみ。

2009年3月29日日曜日

撃沈

先週末、一泊で東京出張。
出張のお供は、Renovo17インチ(W700)。
アダプタ込みで5キロ以上はあるという
スペックは知ってたけれど、IBMの無骨なデザインは好きだったし
覚悟の上で購入。

一日目はなんとかこなし
二日目、
なんだかんだと、大人の事情が絡んだ会議をこなすうちに
頭がもうろうとし、とんでもない吐き気と頭痛で
部屋を飛び出す。

働ける体調じゃない。
とりあえず片付けられることは片付けて
周囲の人たちに、断りを入れ
もう一泊したほうがいいんじゃないの?と言われつつ
東京で一人、病気の夜を過ごす自信がなく
無理矢理帰る。

吐き気と頭痛とだるさと悪寒と戦いつつ
5キロ以上の荷物を背たろうて
新幹線に乗るのは
30数年生きてきて
辛かった5本の指に入るかもしれない。
悪夢の二時間半。

やっぱり、無理してたかな。

まあ、こんなでかいパソコンをもちあるいてたことも
大きな原因なので
素敵なキャリーバッグが欲しくなって
色々物色中。
17インチ収納できて
ソフトタイプで
かっちょよくて
キャリーバッグとして使わなくても成立するデザインで
あわよくば海外出張にも使えて。と。

BRIEFINGのキャリーT-1がええな、と目をつけるも
77000円という値段に沈黙。

がんばって、働こう(悪循環)。


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2009年3月24日火曜日

完全な無


最近仏教本を何冊か平行してよんでいるので
どの本に書いてたか記憶が確かじゃないのですが。

輪廻転生が仏教の中心思想だと思ってたわけですが
輪廻転生しているうちは、まだまだ修行が足りないらしくて
究極のカタチは、何にも生まれ変わることなく「完全な無」になること、だそうな。

日常のいろんなことに
心を砕き、小さなことにこだわり
ため息をつき、自分はまだまだだ。なんて日々反省してる
私なんて地面をはいずりまわる、虫けらなみのレベルなんだろうな。

完全な無。憧れるけど
それを志向しだしたとたん
現世への未練がなくなるというか
生きるパワーがなくなるというか
前へ進む力とうまく噛み合ないような気がして
それは、私がデザイナーという仕事をしていることに
大きく関わるのかもしれないけれど
虚無感に苛まれることなく
「無」について考えたい。というのが最近のトレンド。

結局、みんな「無」になってしまうわけで
生かされている7,80年の間に
自分が生きた証を、なんて、遮二無二働いたりするわけなんだけど。

永遠なんて、ないわけだから
自分が生きた証を残す。という考え自体が
烏滸がましいわけで。

別に元気がない訳ではないけれど。
そんなことを考えてしまう、34歳春。

2009年3月22日日曜日

ぼちぼちと

京都も、一年で一番すばらしい季節が近づいてきていて
観光客の多さに閉口しつつ
三条大橋から北を望む山々が
ほんのり霞む遠景に、鴨川沿いの柳が風にたなびき
桜もそろそろほころびはじめようとする
春の陽気に、私自身も観光客にまぎれこんで
自転車を押すわけです。

やっぱ、京都はすてきだ。

仕事もすこしづつ慣れはじめて
週末に頭を抱えることも少なくなり
平安神宮近くの図書館に散歩がてらぶらぶら。

eze blueで買ったパンをかじりつつ
鴨川のほとりで
仏教と道教と儒教の関係を解き明かした本を
熟読。

ひとり、満喫(笑)

だんだん力の抜き方もわかってきたので
仕事以外のいろいろを充実させねば、と
学生時代からやっていた、生け花をもう一度習いにいこうと
思案中。
体も絞りたいし、ジムにも入るか。

色々やりたくなる、春本番。

2009年2月27日金曜日

ひさびさの

転職、約三ヶ月経過。

人間、変化に対応できるように進化してきたんですよね。
前の会社でやってたことなんて、すべて忘却の彼方。
なぜなら、今の仕事のインパクトが強すぎるから。

世界的不況のおかげで
残業不可になったのはいいんだけれど
仕事量は変わらないので
8時間の濃度はすさまじい。

中途採用もしばし凍結、だそうなので
転職のタイミングは絶妙だったのでしょう。
この時期を逃すと、後悔し続けたんだろう。

結果的に、よかった。
新しい人間関係と、昔の知り合いとの再会など
環境はがらりと変化。

でも、私は一人、なんだな(笑)

2009年1月4日日曜日

ディーターラムスの時代-機能主義デザイン再考

大阪天保山のサントリーミュージアムで行われている展覧会へ行ってきました。

ディーターラムスは最近雑誌などでも取り上げられてることが多くなってきました。
BRAUNのインハウスデザイナーだった大御所デザイナーです。
いちインハウスデザイナーがここまで有名になってしまう、というのは
稀なことだと思うのですが
館内で流されていたDVDによると
インテリアデザイナーとして入社した彼が、初めてプロダクトデザインに関わった製品、
通称「白雪姫の棺」というハイファイセットを売り出す際に
ディーターラムスの名前も売り出してしまおう、という作戦だったそうです。
もちろん彼一人の仕事ではないにも関わらず、そういう方法を取った、というのは
先輩方の大きな懐&ラムスの人間力、といったものがあるのでしょう。





めきめきと頭角をあらわし、BRAUN製品の世界観を構築していきます。
今のブラウン製品は、欧州系メーカーらしく
流線型のくどいデザインになってますが、ビンテージブラウン(そういう言い方をするそうです)は
主張はしないけれど、一本筋が通った佇まいに好感が持てます。
素材の合わせ方が、いわゆる「家電的」ではなく
インテリアデザイナーという経歴を持っているラムスならではのセンスだったのでしょう。
絶妙なミントグリーンとか、色の感覚も素敵です。

私自身もやったことがあるカテゴリーをデザインされたりしているのですが
こんな仕様を技術に要求したら、殴り合いやな…という
仕上げも散見。

BRAUN全体から醸し出される知性、のようなものには
とても惹かれるので、もっと勉強したいと思います。
展覧会図録も購入。装丁&紙の質が素敵。
目覚まし時計も衝動買い。
幅広いプロダクトを作っているにもかかわらず、「ブラウンらしさ」の一貫性が
素晴らしい。

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パンを焼く

…とはいえ、新居ではまったく時間がなくて
野菜をオーブンで焼く…程度しかできてませんが。。

土曜日にはゆっくりパンを焼く…なんて日々を夢見てましたが
今の会社になれるまで、少々無理かもしれません。

転居と同時に購入した三菱石釜オーブンRO-EV10。
スペース的にベストだったのと
パン焼きの間で、結構いい評判だったので
購入は即決。店頭で直接確認して
若干安っぽいかな、と感じたものの
シンプルなデザイン&操作部には好感が持てました。




つい多めに買ってしまった、鶏胸肉で
タンドリーチキンを作ったところ
こんがりジューシーに仕上がったので、とても満足してます。
京都は、普通のスーパーでもお野菜が充実していて
京野菜がお手頃価格で手に入るので
京いもを、さくっと茹でて
オーブンでこんがり焼き、塩とバルサミコで食べると
これまた絶品でした。

オーブン料理は手軽に素材の美味しさを引きだせるのがいい。

もう少し落ち着いたら
パンを焼くぞ。
京都は美味しいパン屋さんが多いので
エンゲル係数(パン限定)が嵩んで仕方がない。。

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2009開始

明けました。

今年は
「己に克つ」
「一本筋を通す」をモットーに自信を持って
我が道を邁進したいと思います。

昨年の「今年の漢字」は「変」でしたが
私のコンセプトも偶然「変」だったので
転職/引越と、文字通り変化。
変わっただけで満足することなく
今年一年は、その結果が出せるように
とにかく、がんばる。

転職したてで、まだ客観的に分析しきれてないのですが
社内の雰囲気はなんとなく把握できた模様。
自分のカラーを出しつつ、役割をきっちりこなしていきたいです。

初詣も、伊勢神宮を始め、
たくさんの神社仏閣をはしごしてしまいましたが(笑)
お願いした内容は「仕事」「健康」という
働き盛りのおっさん並で。。

毎年購入している晴明神社のおまもりたち。



最初は毎年ひとつだけ購入してましたが
年を経ることに贅沢になり(笑)大人買い。
モノとしてもかわいいので、つい。
恋愛守については?ですが、その他の効力はすさまじいです。

今年もよろしくお願いします。

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