2008年11月24日月曜日

駆け込み業務

残すところ、あと4日(平日のみカウント)。
私の有給休暇はいずこへ…30日以上残ってたはず。。
中途半端に管理職だったから、結局なかったことになるんだろうな。

「まだ来てるんですか」なんて言われつつ
いつもより三倍速ぐらいで働かされています。
ありがたいことです。

退社二週間前に新しい業務を入れられるって、どういうこと?と
思いつつ、プロダクト偏重主義に憂う。
絶対やりたがらないんですよね、この仕事。
手間がかかるわりに、完成時の達成感が少なく
売り上げにダイレクトに影響する部分でもなく
業界後追いの当社にとっては
まったく、おいしくない仕事。
それなりにやりがいはあったけれど、
先が見えちゃった。

もっとデザイナーとしての色々な筋肉を鍛えたい。
ミクロとマクロを自由に行き来ができる人材になりたい。
今の会社は居心地が良くて、自由にできるんだけど
担当者が一人しかいない純粋培養なものは、あまり良くない。
いろんな人と切磋琢磨していいものができるはず。
おいしくないけど、大事な業務…と
周囲に認知はしてもらったと思うので
ここでどかんと、新しい血をいれて
さらにいいものになっていけばいいと思う。

これしかできない、ということだけは言いたくなくて
工夫すれば、こんなことまでできる。という気持ちで
取り組んで欲しい。

…と遺言じみたことばかり考えてますが
人間、何か節目を迎えると
こんなに色々ものが見えてくるものか、と
思い知ってます。

意外な人の意外な優しさ、だとか。
ただの声がでかいうるさい人だと思ってた
企画部長が「寂しくなるなあ」とつぶやきつつ
横を通り過ぎ
送別会があると知るや否や
駐在帰国中で忙しい最中なのに
企画部員全員が参加してくれたり
企画とは本当に戦友な付き合いだったので
うれしくて
涙が止まらず(笑)
泣くようなキャラじゃなかったのに
退社間際に、自ら覆してしまった。

とにかく
感謝の気持ちでいっぱいです。

2008年11月15日土曜日

送別会にて

会社の気が合う面子が開催してくれる。
幹事は、彼。

「私の趣味は熟知してるもんね」
「任せてください」
以前教えてくれたタパスやさんに行きたいな、と
念を送っていると、案の定その店に決定。
以心伝心やね、と微笑むと
あたりまえじゃないすか、と笑顔。

周囲は私たちの色々を知らないので
こんなに一致してる男女って珍しいよね。
二人は、どうなの?なんて無邪気に聞いてくるのですが
ずっと仕事してると、嫌でも似てくるよね…
そういえば、○○さんてカッコいいよね。実はずっと目の保養やってん、なんて
他の男子の名前を挙げて、話をはぐらかす。
彼曰く「絶対合わない」と全否定。
じゃあ、どこに合う人がいるの。教えなさいよ。と
笑いながら詰め寄る。
周囲から見ても、私たち「合ってる」んだって…と
心の中でつぶやきつつ。
彼もそれを察してか、複雑な顔。

彼のおねえさんが、私のひとつ下と知り、驚愕。
「おねえちゃんと僕、似てるんですよ」
「へえ、仲良くなれそう」と、つい口走ってしまう。
「間違いなく仲良くなれるでしょうね」と、彼も。

出会う順番が違っていれば、可能性はあったのかな。なんて
思う自分が意地汚くて、いやだ。

楽しく時間を過ごして、
やっぱりこの人のことが人として大好きだ。と再確認し、
他のメンバーと別れ、2人電車に乗り込む。

へんな間が流れ、彼のほうを見ると
視線を外さない。
意地になって視線を外さずに、なんとなくみつめ合う。

ちょっと耐えられなくなって
最近読んだ本の話でお茶を濁す。
ここでも意気投合し、
櫻井よし子の本を彼から借りることで合意。

もう気持ちは振り切ったはず。
振り切る。

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2008年11月6日木曜日

落ち込んだ時は

素直にそれを認める。
やっぱ、疲れてますよ。相当。
転職まで一ヶ月を切り
仕事は減らず(笑)
ひとつひとつ菩薩の心で、地道に片付けていくのみ。

「わたしには仕事しかない」なんて
思い込んでたけれど
必要とされていると思われる場所でも
いなくなれば、そんな穴は
一瞬で埋まるわけで
わたしの代わりなんてたくさん存在する。

…こういうことを考えると
ダークサイドへ落ちてしまうのです…悪循環。
何もかもなくなってしまえばいい、なんて
ニヒリズムに染まりきってしまう。

悪い執着は捨て
いい執着を持つ…というダライラマの言葉を
つぶやきつつ

誰かのかけがえのない存在に
なりたかった!
というのが、今の心の叫び。
これは、私にとっては悪い執着なのかしら。

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2008年11月4日火曜日

ねこのように

片思いに敗れた後って
その相手とは
一生会わんだろうな、という離れ方をしてたので
(連絡があっても、ぜったい応じなかった)
今回のように、あと一ヶ月とはいえ
一緒に時間を過ごす、というのが
しんどくもあり、顔が見れるだけいいかと思ったり
人のものには興味なし、と思ったり
毎日忙しい。

でも、人間ってたいがい片思い。ですよね。
いくら両想いの時期でも
完全に相手へ思いが通じることなんてないし
どこか切なさがつきまとうわけで。

仕様検討中の馬鹿話。
よくあるDVDソフトのアングル切換の意味が分からない。という話を
すると、
意外そうな顔で「え、対応ソフトたくさんありますよ」と言うので
「例えば?」と聞くと
「暖簾の向こうのやつですよ」
「…ピンク色の?」
「そう!」と、そこから大いにもりあがり
「こんな話を共有できる人と初めて出会えた」と嬉しそうにおっしゃるので
「いるんじゃないの?」と覗き込むと
「…無理ですよ(彼女とは)」とはにかむ。

(彼女とも)そういう話できるほうが楽しいと思うよ。と
じっと目をみつめ、穏やかな口調で、言ってやる。
照れくさそうにうつむく彼を眺めてると
こういう人に大事にされてみたかったな。と、ちょっと思う。

…いかんいかん。
同じような人間は2人いらない。
私は彼の人生に必要のない人間。
死期を悟った猫のように、跡形もなく消えてやる。

あと一ヶ月で一生会わない人になる、という事実を
ゆっくりと、自分のなかで咀嚼しなければ。

あと、25日。

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2008年11月2日日曜日

第一次引越完了

荷物持ち出し完。
次の家への入居までしばし間があるので
10日ほど荷物を預かってもらい、再び運び入れ。
もう一度引っ越し作業が発生するのはうっとおしいけれど
京都におけるマンション不足は深刻なので
(学生の街なので大人が一人暮らしできる物件がない!)
仕方がない。

物理的に動いてしまうと
色々腹がくくれるもので
でも、あまりにも周囲の対応が変わらず
普通は徐々に仕事が減っていくはずなのに
増えてる(!)状況に、まったく実感が伴わない日々。

今週は
現場の人たちに、退職をカミングアウトする。という
大仕事が待ち受けているので
それまでに仕事のあれこれをすっきりさせるべく
休日出社。

一緒に働いている人たちは大好きだもの。
会社も好きだし、作ってるものも好き。
自分が今の会社で働く意味?が希薄になったというか。

なんで転職するの?と強く問いただされると
納得させる答えを言えるかどうかは
すこうし自信がない。

今動いておかないと、もう動けない気がしたから。
デザイナーとしてのキャリアを見つめなおしたかったから。
細胞の隅々までデザイナーである、という自負はあるのだけれど
それをキャリア十年目にして、
一度ばらばらにして、再構築したかったから。
…ってことなんだけど、
なんて自分本位な理由なんでしょうね。
転職なんてものは、自分本位なものか。

とにかく。
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