2008年10月30日木曜日

物欲成就〜音周り

我が家の家電は
基本はシンプルに無印ベースなんですが
・ええ音で音楽聴きたい
・パン作りを本格的に

…という2つの想いは無印のOEM寄せ集め集団では
到底かなえられることができず、色々物色。
散々迷った挙句
仲間入りしたものを紹介したいと思います。

本日のお題目は
音周りをシンプル&最大限のパフォーマンスで
ONKYO BASE-V20HD


これからのモノづくりに必要な視点は
増えすぎたモノや行動を
いかにシンプルにまとめていくか、という切り口もあると思う。
デザイナー個人として
華美に走ることなく、モノがもってる機能をうまく
アイコン化できたときは「いいものができた!」という実感があり
そういうものには
独特の品のよさがあり、
お客さまにもダイレクトに機能が伝わる。

BASE-V20HDはコンパクトにテレビ周りをまとめたい
日本市場を見据えた
2.1chホームシアターパッケージ。
見た目も「オーディオ」のアイコン性を損なうことのない
最小限のデザイン&質感で
きゅっとまとまった製品からは精密感と
「ええ仕事しまっせ」というオーラが漂う。
これにTV&HDD/DVD&iPodを接続すれば
最小限のもので
家庭内の音周りをすべて統合できる日本型レシーバーです。

iPodドックも販売されてるので
iPodを家でも楽しみたい&ホームシアターもお手軽に、という
ニーズにばっちりあてはまる逸品です。
LINE3&HDMI2なので、十分。
スピーカーの仕様が
木目と黒光沢があって、最後の最後まで迷いましたが
(木目の仕上げが突板の割にはいい!)
ツートンカラーの潔さが際立つ、黒に軍配。

早く環境を整えたい!楽しみ。
〜次はパン作り編

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2008年10月28日火曜日

物欲表

ほんとは、結婚とかっていう転機で
こういう金の使い方するんだろうね。と他人事のように
物欲表を見る。

これを何も考えず行使すると
そんなに夢詰めちゃっていいんですか!というぐらいの
散財っぷり。。2か月分家賃込みの契約費を含め
120まんえんナリ。(引越し費用は会社持ち)

3年間住んでた現在の部屋は
広いんだけど、無駄な空間が多くて
使い切れなかった部分もあり、部屋選びのポイントを
外してしまったことに猛省。
それを生かして選んだ今回の部屋は
・キッチン&お風呂等、水周りの充実
・作業場所(パン作り&仕事)の確保
・誰かが泊まりにきてもプライベートが保てる…の
三点クリアが絶対条件。

選ぶ余裕もなかったんだけど
2畳ぐらいのKと
9畳LD
6畳寝室…で、まあクリア。

天井が高く、コンクリ打ちっぱ…な
ちょっといけいけな部屋ですが
一人暮らしを始めた時に
恋に落ちて即買いしてしまったギルソファ(革の風合いがたまらん)を















主役に据えて素材重視の部屋作りを考えてます。


悩みに悩んで選び抜いた
お部屋のいろいろを、少しづつ紹介していきます。



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2008年10月24日金曜日

調理器具

が、熱い!
…と、私だけのブームかしら?と思ってましたが
日経デザインの最新号もそういう特集をしてましたし
CASA BRUTUSも民藝系に振ってますが
食器&器具の特集。
次の部屋は若干キッチンが広くなるので(今までが狭すぎた!)
あれやこれやと妄想中。

手始めに、ベタですが
月兎印のホーローケトルを購入。


















毎朝、美味しいコーヒーを入れるために。

またまたベタですが
鋳物鍋も欲しくて
ルクルーゼをぎらぎら検討中。
ルクルーゼにタジン鍋があることを知り
あまりの美しさ(色&フォルム)に
久々の物欲が。







料理の幅も広がりそうだし
しっかり吟味して、新しい我が家の仲間に
なってもらおうと思います。





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2008年10月23日木曜日

京都へ。

転職を機に、十数年ぶりの京都生活。
学生時代はとてつもなく辺鄙なところに住んでたので
今度は絶対、京都らしい所で!と念じて決めたエリア。

物件&ロケーション的に思い通りの場所。
家賃は少々お高めですが
ネット費込み&住宅手当を考えると妥当な値段か。
がんばって稼ぐんだもの、これぐらいは許されるよね。

今住んでる場所も大好きなんだけど、意を決して引越し。
人間移ろいいくのが宿命だものね。

自分の人生の要素が「仕事」だけで
ほかにあまりにも要素が無く(幸せなことに?!)
仕事のことばっかり考えてるうちに
今の職場も可もなく不可もなく…という感じなのだけど
つい時間があったから、登録した人材エージェントで
あれよあれよという間に、決まった転職。

…と書くと、なんて他力本願な!とお叱りを受けそうだけど
意志があったから、この結果があるんだろうと
動機は私の中に、ちゃんとある。

デザイナーとしての10年後を考えた結果
局部的な仕事を、地道にやり続けるのには
斜陽の業界では辛い部分がある。
その道を極めるには、他社に行った方がいいし
今までの経験を踏まえて、ものづくりへの違うアプローチをするのもいい。

情や居心地のよさや、そういうのをすべてとっぱらって
選んだ結果が、転職だった。

何よりも、心の底に「動きたい」という思いが強くあった。
これが最大の理由。
なにも変化しない、予期した日常の繰り返しは
もう、いやだ。
根を下ろすにはまだ早いし(下ろす土もないし涙)
自分の幅を広げるべく、動かなきゃ!という突き上げる思いがあった。
「動く」「動かない」で迷った時は「動く」を選んだ方が
絶対正解。それは、今回の件でも思い知ったこと。

動いた結果が「?」でも、動かなかった後悔よりも
前向きに悩めると思う。

引継や引越し準備でばたばただけど
この忙しさは自分が望んだ結果なので
粛々と片付けていきます。

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leave me alone!

こんなに無邪気に接してくるというのは
私の気持ちにはまったく気付いてなかったってことなのね。

胸をなでおろす一方で
あまりにも態度が変わらない様子に
複雑な心境。

私の気持ちを知らずに
あんな告白(めちゃくちゃしっくりきてる彼女とそっくりで、戸惑う事が多かった)
をしたというのは
彼女持ちの男子としては、最大限の好意を示してくれたんだと思う。いや、思いたいw

お気に入りのお店について
いろいろ教えてくれるのはいいんだけど
「そこに彼女と一緒に行ったんでしょ?」
「共有できる人がいるのに、私に同意を求めて、なにが嬉しいの?」なんて
意地悪な言葉が次から次へとわき上がりますが、
それをいっちゃあおしまい、なので
何も言わない。

私のメンタルケアが自分の役割だと
自認してる彼の優しさは嬉しいんだけど。

下手に優しいのは
一番の罪で、
優しくするんだったら
最後まで、おねがい。
できないのだったら、ほうっておいて。

退職までの一ヵ月の間に今までの気持ちを
クールダウンしないと
こっちは、気持ちを抑えるので大変なんだからさ。
これ以上、苦しめないでください。

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2008年10月21日火曜日

らっきー。

先月、失恋直後の
朦朧とした頭脳で受けたTOEICの結果発表。

605点。ぎりぎりせーふ!

次の会社は「英語が使えるほうが望ましい」という条件だったし
面接でも何度かスコアを聞かれたので、現在の能力を測るべく受検。
海外との仕事ができるできないの基礎を見極める
ボーダラインが
だいたい600点程度らしいので
勉強らしい勉強はまるでしなかったけど(ラジオ英会話ぐらい)
初めてで600超えは、及第点じゃなかろうか。
スタートラインには立てたみたい。

点数の良し悪しは抜きにして
試験日当日、すべてを忘れ去るべく、
頭を真っ白に集中したのは
新鮮だった。

試験の前日ぐらいは…と
問題集を広げてたけれど
まったく頭に入ってこないし(前日4時まで飲んでたし)
ご飯食べてないから、脳の回転数は最低やし
もう少し平常心で勉強しとけば
650いってたかなーなんて、欲深いことを。

半年後ぐらいに730超(Bランク)目指して
もういっちょ受けてみるか。

リスニング50UP
リーディング80UP目標で。
英語のプロになるわけでなし
自信とモチベーションに繋げるために。

継続はチカラなり。
がんばりまっす。

2008年10月20日月曜日

33にして失恋。

でも、人生初、といっていいぐらい
昇華しきった想い。

やっとアウトプットできる心境になった。

企画者(彼)とデザイナー(私)として、仕事をすること、約三年。
見る映画だとか、食べ物の趣味だとか
何を大事にしてるかだとか、いやに話が合う。
仕事そっちのけで、週末に見た映画について
語りぬくこともしばしば。
こういう人が合う、というのに
うすうす気付き始めたのが、一緒に行った新春のアメリカ出張で。


一ヶ月前
一番密接に仕事をしている人として、伝えなければいけないことがあるんだけど。と
「会社を辞める」と、こっそり伝えた後に
「僕も、独白したいことがある」と、思いつめた顔で。

こんな場所(会社の会議室)で言いたくないんで
会場を移しましょう。と、まるで愛の告白前のような緊張感。

告白される前って、こういう高揚感だったか、と会社を出る前の化粧室。
いつもより、しっかりお化粧直しをして。

2人きりになった、駅のホームで
「準備はいいですか」とえらくもったいをつける。
99.9999%愛の告白ですよね…と
肩に力が入るけど、あくまで自然体で「いいよ」と応える。


「彼女がいるんですけど」



原爆級の破壊力。



その後の言葉に、さらに耳を疑う。
「その彼女と、プロファイルがほぼ一緒なんですよ」
「話してても、なんて似てるんだっていつも驚きで」
「そんな彼女に会ってもらいたい、というのが僕の夢で」
「今晩会ってもらっていいですか」

…というのを
うっすらとした笑顔で聞くのが精一杯で
新手の口説き方か?と
超楽観主義者の私の脳裏を一瞬かすったけれど。

彼女とやらと会って、またびっくり。
昨年会社を辞めた人で
二人は、在職中はまったく接点が無かったけれど
同じ大学出身者ということで、やめる挨拶にいった時に
意気投合、そのままお付き合いするに至ったそう。

あ、かなわない。

そんな瞬時の接点で
心が繋がった二人に
何百時間も仕事の話を重ねて
この程度の自分は、かなわない。

楽しげに話す二人を眺めつつ
ウイスキーをすすり、一人自棄酒。
恋を忘れる荒療治としては、最強のシチュエーション。

彼女のことを好きになったから
プロファイルが似ている私とも話が合ったわけで
彼女の存在がないと、私と彼はここまで
仲良くなれなかったかもしれない。

巡りあった人たちに、意味があるとするのであれば
皮肉な結果だけど
彼女は、私と彼を繋いでくれた。
彼は、私に「どういう人が合うか」という
気付きを与えてくれた。

それが、紛れも無い事実として
圧倒的な事実として、私の前に現れて
彼への想いは
見事なまでに
昇華。

霧のように立ち消えてしまった想いだけど
その中にうっすら残った希望は
次に「合う」人に出会うことがあれば
それに瞬時に気付くことができる私に成長できたこと。

一ヶ月経った今も相変わらず、仲良く仕事してます。
一緒に仕事をする相手としては、最大限の好意を
示してくれたと理解して、淡々と
退職までのカウントダウン。

あと40日。