2009年3月29日日曜日

撃沈

先週末、一泊で東京出張。
出張のお供は、Renovo17インチ(W700)。
アダプタ込みで5キロ以上はあるという
スペックは知ってたけれど、IBMの無骨なデザインは好きだったし
覚悟の上で購入。

一日目はなんとかこなし
二日目、
なんだかんだと、大人の事情が絡んだ会議をこなすうちに
頭がもうろうとし、とんでもない吐き気と頭痛で
部屋を飛び出す。

働ける体調じゃない。
とりあえず片付けられることは片付けて
周囲の人たちに、断りを入れ
もう一泊したほうがいいんじゃないの?と言われつつ
東京で一人、病気の夜を過ごす自信がなく
無理矢理帰る。

吐き気と頭痛とだるさと悪寒と戦いつつ
5キロ以上の荷物を背たろうて
新幹線に乗るのは
30数年生きてきて
辛かった5本の指に入るかもしれない。
悪夢の二時間半。

やっぱり、無理してたかな。

まあ、こんなでかいパソコンをもちあるいてたことも
大きな原因なので
素敵なキャリーバッグが欲しくなって
色々物色中。
17インチ収納できて
ソフトタイプで
かっちょよくて
キャリーバッグとして使わなくても成立するデザインで
あわよくば海外出張にも使えて。と。

BRIEFINGのキャリーT-1がええな、と目をつけるも
77000円という値段に沈黙。

がんばって、働こう(悪循環)。


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2009年3月24日火曜日

完全な無


最近仏教本を何冊か平行してよんでいるので
どの本に書いてたか記憶が確かじゃないのですが。

輪廻転生が仏教の中心思想だと思ってたわけですが
輪廻転生しているうちは、まだまだ修行が足りないらしくて
究極のカタチは、何にも生まれ変わることなく「完全な無」になること、だそうな。

日常のいろんなことに
心を砕き、小さなことにこだわり
ため息をつき、自分はまだまだだ。なんて日々反省してる
私なんて地面をはいずりまわる、虫けらなみのレベルなんだろうな。

完全な無。憧れるけど
それを志向しだしたとたん
現世への未練がなくなるというか
生きるパワーがなくなるというか
前へ進む力とうまく噛み合ないような気がして
それは、私がデザイナーという仕事をしていることに
大きく関わるのかもしれないけれど
虚無感に苛まれることなく
「無」について考えたい。というのが最近のトレンド。

結局、みんな「無」になってしまうわけで
生かされている7,80年の間に
自分が生きた証を、なんて、遮二無二働いたりするわけなんだけど。

永遠なんて、ないわけだから
自分が生きた証を残す。という考え自体が
烏滸がましいわけで。

別に元気がない訳ではないけれど。
そんなことを考えてしまう、34歳春。

2009年3月22日日曜日

ぼちぼちと

京都も、一年で一番すばらしい季節が近づいてきていて
観光客の多さに閉口しつつ
三条大橋から北を望む山々が
ほんのり霞む遠景に、鴨川沿いの柳が風にたなびき
桜もそろそろほころびはじめようとする
春の陽気に、私自身も観光客にまぎれこんで
自転車を押すわけです。

やっぱ、京都はすてきだ。

仕事もすこしづつ慣れはじめて
週末に頭を抱えることも少なくなり
平安神宮近くの図書館に散歩がてらぶらぶら。

eze blueで買ったパンをかじりつつ
鴨川のほとりで
仏教と道教と儒教の関係を解き明かした本を
熟読。

ひとり、満喫(笑)

だんだん力の抜き方もわかってきたので
仕事以外のいろいろを充実させねば、と
学生時代からやっていた、生け花をもう一度習いにいこうと
思案中。
体も絞りたいし、ジムにも入るか。

色々やりたくなる、春本番。