2009年8月19日水曜日

きれいな恋の見送り方

そんなものはないのだけれど。

多分、一生で一度の「よくやった!」と自分を褒めたたえたい
恋の見送り方をしました。

こんな感じで恋心を断たれ、
転職し、早一年経とうとしている。
そんな彼からこんな感じで久々に連絡があり
ほくほくしてたところ、
「大事な事をいい忘れてました」と再び連絡があり
入籍&ヨーロッパ転勤を告げられる。

まあ、そりゃそうだわな。
ちょっと会えませんか、という話だったので
嫁と彼と会って、大いに祝う。
二人の結婚式にも招待されて
結婚式の色々の取り決めで盛り上がっている二人の話を
いいねえいいねえとうなずきながら聞く。

よっぽどの業が
前世にあったのだろう、というぐらいの
因果な出来事で、複雑な気分である事は確かなのだけど
二人が幸せになってくれるのは、うれしいことだし
昔から彼に対しては「男」を感じてなかったのも事実だし
仲のいい女友達が結婚して寂しい、という気分に似てる。

彼の彼女にたいする想いを聞いていると
かなわないのは確かだし、今更どうこうもできないのは明確なので
(入籍されてますし)
私らしいお祝いを心の底からしてやろう、というのが
今の正直な気持ち。

第一弾として、前の会社のみんなと会った今日、
転勤がんばれよ、の気持ちとして
前から欲しがっていた画集と
二人してかわいいねえ、と大いに盛り上がっていた女優の写真集をあげる。
めちゃめちゃうれしがっている彼の横顔をみながら
「よっしゃ」と心の中でガッツポーズ。

彼の事を知ってるからこそできたプレゼントだし
喜ぶことも想定の上。
いい仕事したよ。わたし。

みんなの前でなかなか結婚の事を言い出さないし
前の会社の人たちの中では私たちがつきあっていると思っている人もいたので
誤解される前に早くゆえ、という気を送ってると
ようやく「結婚する」と口を割り
みんなの視線がこちらに注がれる中
全速力で否定し、ばかばかしい。

男女の友情は成り立たないといいますが
私は今日、ここに成立した事を宣言します。

来月の結婚式、全力で楽しんでやるから
こころして待っておけ。


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